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基本知識 2019.12.28

自動車整備士に向いてる人材とはどんな人なの?メリットや仕事内容とは?

自動車整備士とはどのような仕事なのでしょうか。未経験の方にもわかりやすいように仕事内容やメリット、向いている人などについて詳しく紹介します。また正社員になる方法もあわせて解説します。

自動車整備士主な仕事

自動車整備士の主な仕事内容は、自動車のメンテナンスや修理を行うことです。具体的に仕事内容を大きく分けると、点検整備や緊急整備、分解整備の3つです。

 

点検の作業では目に見えるようなトラブルではなく、走行距離や経年によって劣化してしまった部品をチェックしていきます。このチェックは一般的には車検と呼ばれています。車検は定期的に点検を行い、必要に応じて消耗した部品の交換などを行うという特徴があります。他にもベルト類やブレーキの摩耗、オイルの状態などさまざまなところを検査していきます。

 

緊急の作業とは、運転中に突然エンジンがかからなくなったなど、トラブルが発生した時に行うことです。他にも衝突事故などが起きて自動車が破損してしまった場合の修理も該当します。この仕事では、エンジンや電気系統の点検を行い直すべきところを特定します。部品の分解や交換などを行って自動車が再び安全に走行できるような状態にしていくという特徴があります。

 

分解の作業では、エンジンやミッションなど車の中でも特に大切な部品を分解し、故障した部分を直します。

 

自動車整備士メリット

自動車整備士のメリットは、正社員として働くと資格手当がもらえる点です。整備士1級の資格を得ると他の作業員や整備士を指導できる立場になるので、企業によっては資格手当をもらうことができます。したがってこれらの資格手当が得たいのであれば、整備士2級の資格を目指すのがいいでしょう。

 

他にも自動車整備士の人数は減少傾向にあるので、需要が増加しているというメリットもあります。最近では若者の車離れが心配されていますが、カーシェアリングやレンタカーなどがあるので、自動車整備士の仕事がなくなってしまうことはないでしょう。

 

需要が高いので正社員にも比較的になりやすい職種です。ただし整備士の資格を持っていないと働くことができないので、まずは整備士2級を目指すことがポイントになります。

 

自動車整備士の仕事は将来独立も可能な職業です。整備士としていくら資格手当をもらっても給料は大幅にアップすることはありませんが、独立することによって収入を上げることができます。利益から経費を引いた金額がすべて収入になるからです。

 

自動車整備士向いてる人

自動車整備士に向いている人とは、探求心や向上心がある人です。自動車の技術は日々進歩しているので、新しい技術に対応できるような整備力が必要になります。したがって整備士として取り残されないようにするためには、それらの技術を吸収していく向上心が必要です。

 

人と話すことが好きな人も、自動車整備士に向いています。一流の整備士はどんなトラブルを抱えた車であっても直す技術を持っていますが、実はそれだけではありません。問題のある車の後ろには必ず持ち主がいるので、持ち主と上手くコミュニケーションできる能力が必要です。整備士は車の持ち主であるお客さんがどんなことに困っているのかを察し、どうしてほしいのかを聞き取る能力がポイントになります。

 

修理が終わった後は、問題の原因や結果をわかりやすく丁寧に説明できる能力も必要とされています。

 

さらに自動車整備士は、地道な作業が求められます。整備の仕事は地道な作業の繰り返しなので、一日中車体やパーツと向き合えることが大切です。大変だと感じる時でもコツコツと仕事を続けられることがポイントになります。

 

まとめ

自動車整備士はどんな人に向いているのか理解することができたでしょうか。整備士に向いている人とは、コツコツとした作業が好きでコミュニケーション能力がある人です。もし自分自身が向いていると感じたのであれば、まずは整備士2級から目指すことをおすすめします。

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