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基本知識 2020.2.25

回送ドライバーに向いている人とは

車に関わる仕事・運転する仕事に興味を持っている方は多いと思いますが、回送ドライバーという仕事をご存じですか?気になる仕事内容やメリット、働きやすさなどについてくわしく見ていきましょう。

 

回送ドライバー主な仕事

回送ドライバーは車を運ぶ仕事ですが、各会社によってその内容は異なります。比較的多いのがレンタカー会社での仕事です。

 

レンタカーを借りたことのある人なら経験があると思いますが、借りた営業所とは別の場所に車を返却したことがありませんか?

 

そうした車は回送ドライバーが元の店舗まで運転して納車しています。また、レンタカーを店舗の前に並べる仕事や事故をおこしたレンタカーを整備工場までは運ぶ仕事、陸運局に運んで登録作業を行う仕事などもあります。その際、安全運転に気を配ることとコンプライアンスの順守は大切なことです。

 

レンタカー会社以外にも回送の仕事は多数あります。港内でコンテナを運ぶ仕事やトラック専門の仕事、高級車専門に運ぶ仕事など多種多様な求人があるのです。トラックを使い車を運ぶ場合は二種免許が必要になりますが、通常の回送・納車の場合は普通免許でかまいません。

 

車の配送ルートは決められているので、タクシードライバーのように地理を把握する必要はありません。求人募集はネットの求人サイトで多数見つけることができるのでチェックしてみてください。

 

回送ドライバーメリット

この仕事の最大のメリットは時間に融通がきくということでしょう。雇用形態は正社員・契約社員・アルバイトの他に日払いのフリーで働いている人もいます。たくさん稼ぎたい場合はフルにシフトを入れて働くこともできますし、時間に余裕を持ちたい人はシフトを減らすことも可能です。

 

実際に副業として回送ドライバーをしている人もおり、自分のペースで働きたい人には最適な仕事です。納車をする場所への配送ルートはあらかじめ決まっているので、あまりイレギュラーなことはなく、接客業のように人に対して気を遣う場面もほとんどありません。1日の大半が車の中というひとりの空間で過ごすので、対人関係でストレスがたまることは少ないでしょう。

 

自由になった時間を有効活用してスキルアップのための勉強にあてることで大型・中型免許や、移動式クレーン運転士免許、けん引免許などを取得するなど仕事の幅を広げることもできます。こうした免許を持っていると、建設重機を現場に移送したり、回収したりすることができます。特殊な免許を持っているドライバーは、一般車両のドライバーよりも賃金が高くなります。

 

回送ドライバー向いてる人

回送ドライバーの仕事に一番大切なことは、運転が好きであるということです。この仕事は、複数の自動車を一日中運転しなければなりません。運転に苦手意識をもっていたり、ストレスを感じてしまう人には向かない仕事です。

 

配送ルートを走る際はもちろん安全運転が第一ですが、同時に時間通りに車両を納車しなければなりません。安全運転に気を配るあまり時間に遅れてしまっては、業務に支障をきたすことになります。ドライバーには、コンプライアンスの順守と安全運転への気配りと同時に時間管理の正確さも求められます。法定速度を守り、安全運転をしながら時間厳守するためには、ただ運転していればいいというわけではありません。

 

ドライバー自身があらかじめ納品ルートや交通状況を確認しておくなどの責任感も必要です。輸送中はドライバーひとりでの行動ですが、会社の一員であるということを自覚し、コンプライアンスを守って行動するという意識も忘れてはなりません。社会人として基本的な責任感、時間管理への意識を持っていれば、回送ドライバーは、運転が好きで自分のペースで仕事をしたい人にとって最適な仕事です。

 

まとめ

回送ドライバーは、自分の裁量で労働時間を管理することができます。働き方次第で、様々な可能性を広げることのできる職種です。幅広い年齢層への求人があり、全国的に求人も多いので興味を持った人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 

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